Haier HAR-20S2U1 の OpenWrt リリースプロファイル
HAR-20S2U1はMT7621、256MB RAM、128MB NAND、Wi-Fi 6 AX1800級のOEMルーターで、OpenWrt対応情報があります。ただしHaier公式製品ページ・純正ファームウェア・地域サポートを確認できず、同一基板のSIMAX1800TやEDUP派生とリビジョン差があり得るため、実験機として扱います。この機種を採用・保全・交換する読者は、最初に底面ラベル、基板、flash/RAM、bootloader、純正firmwareをバックアップして同一ハードウェアか確認することが重要です。メーカー仕様、現在のファームウェア、実測、未確認事項を分け、古い機種は「動く」だけで本番継続を決めません。一次情報の確認日は2026年8月6日です。
30秒要約
- MT7621AT 2コア880MHz。
- RAM 256MB、NAND 128MB。
- 2.4/5GHz Wi-Fi 6 AX1800級。
- OpenWrt ramips/mt7621対応。
- OEM派生と部品変更に注意。
基本仕様
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| SoC | MediaTek MT7621AT、2 cores 880MHz |
| RAM/Flash | 256MB / 128MB NAND |
| 無線 | MT7905DAN+MT7975DN、2.4/5GHz 802.11ax |
| Ethernet | Gigabit ports。WAN/LAN割当を現物確認 |
| Bootloader | U-Boot |
| OpenWrt | 公式ToH/commitで対応 |
| 純正サポート | 要確認 |
| 状態 | OEM・実験向け |
OEM派生と型番
OpenWrt WikiはHAR-20S2U1、SIMAX1800T、EDUP EP-RT2960等が同一OEM由来と説明します。メーカーが軽微変更する可能性があり、外観・商品名だけでイメージ互換を判断しません。
用途と制約
OpenWrt実験機、2.4/5GHz AP、予備ルーターに向きます。公式メーカーサポート、純正復旧、電波認証、電源情報が不足する場合、本番導入に向きません。
ポート・無線・電源
OpenWrt ToHでGigabit構成を確認し、WAN/LAN mappingをboot後に検証します。電源定格は底面ラベルを優先します。
OpenWrt・復旧
factory install pathは純正firmware・webUI・U-Bootによって異なります。initramfs、factory、sysupgradeを混同しません。最初にMTD/flash backupとserial console準備を行います。
近い機種・代替候補との比較
| 比較対象 | 共通点 | 違い・選ぶ基準 |
|---|---|---|
| SIMAX1800T | 同一OEM系 | ラベル・partition差 |
| DIR-825 C1 | OpenWrt旧router | 性能・無線世代差 |
| GL.iNet Beryl 7 | OpenWrt系完成品 | メーカーsupport |
採用・保全・交換の判断表
| 状況 | 判断 | 理由・次の行動 |
|---|---|---|
| OpenWrtラボ | 候補 | backup・serialあり |
| 主回線 | 見送る | 純正support不明 |
| 同名中古 | 保留 | hardware変更確認 |
| factory image不明 | 書込禁止 | brickリスク |
検証前に共通で残す情報
ネットワーク機器は、同じシリーズ名でも派生型、販売地域、ハードウェアリビジョン、無線有無、ストレージ有無、付属品違いがあります。外箱、底面ラベル、Web管理画面、CLIの機種表示を写真またはテキストで保存してください。
manufacturer:
product_name:
model_number:
hardware_revision:
serial_number: 非公開保管
current_firmware:
power_adapter_rating:
region:
management_url_or_cli:
checked_at:
実効速度は、回線、端末、距離、チャンネル幅、暗号化、セキュリティ機能、VPN、ストレージ、ケーブルで変わります。メーカーの「最大○Mbps」「Firewall throughput」は測定条件付きの規格値・最大値です。採用判断では同じ構成でWAN-LAN、LAN-LAN、Wi-Fi、有効化するセキュリティ機能を分けて測定します。
確認例1:read-only同定
純正firmwareでCPU/RAM/flash、MAC、partition、firmware versionを保存します。可能ならbootlogとMTD tableを取得します。
確認例2:RAM起動
書込前にinitramfsを使えるか公式device pageで確認し、Ethernet・Wi-Fi・LED・buttonを検証します。
ファームウェア更新と復旧の共通手順
- 型番・派生型・ハードウェアリビジョンを確認します。
- 現在のファームウェア、設定、管理IP、WAN方式、VLAN、VPN、無線SSIDを記録します。
- メーカー公式の対象機種欄とダウンロードファイル名を照合します。
- 有線接続、安定した電源、停電しない時間帯を用意します。
- 更新中は電源・LANケーブルを抜きません。
- 再起動後にバージョン、時刻、WAN、LAN、DNS、DHCP、VPN、無線を確認します。
- 設定バックアップを別機種・別世代へ無条件に復元しません。
更新に失敗した場合は、連続して別イメージを書き込まず、メーカーのリカバリー、初期化、TFTP、USB復旧、シリアルコンソールなど、機種固有手順を確認します。古い機種では公式サポートが終了している場合があるため、重要回線へ投入する前に代替機を準備します。
電源・安全
serialは3.3Vを確認し、5V TTLを接続しません。NAND書込・bootloader操作中の電源断は避けます。地域の電波規則を守ります。
needs_revision
Haier公式の現行製品・純正FW・電源仕様を確認できません。OpenWrt一次ソースを中心にしていますが、個体差・OEM差を解消する現物情報が必要です。
最終判断の受入条件
Haier HAR-20S2U1を「採用可能」「保全可能」とするには、公式仕様を読んだだけでなく、現物または同一SKUで次を確認します。
| 確認項目 | 合格条件 | 保留・交換条件 |
|---|---|---|
| 型番・派生 | 本体ラベル、管理画面、公式ページが一致 | シリーズ名しか分からない |
| ファームウェア | 対象SKUの公式最新版、復旧手段あり | EOS、対象外イメージ、更新不能 |
| 有線・無線 | 必要ポート数・速度・暗号が実測で足りる | 規格値だけで不足、切断、旧暗号 |
| 電源・温度 | 純正/適合電源、長時間負荷で安定 | 再起動、過熱、電源定格不明 |
| 運用 | 設定backup、監視、交換予備、責任者あり | 単一障害点、復旧不能、資格情報不明 |
速度検証は、メーカーの最大値と同じ数字を出すことを目的にしません。必要なアプリケーションが、想定する端末数・セキュリティ設定・VPN・VLAN・ケーブルで安定するかを確認します。古い機種では、性能が足りても未修正脆弱性・証明書・暗号方式・サポート終了が交換理由になります。
廃棄・譲渡時は、設定初期化だけでなく、管理者アカウント、VPN鍵、証明書、DDNS、クラウド登録、ログ、NAS内データ、SIM、ストレージを確認します。初期化方法が不明な機器は、重要情報を残したまま譲渡しません。
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更新履歴
- 2026-08-06: メーカー公式製品ページ、マニュアル、ファームウェア、製品ライフサイクル、公式プロジェクト資料を再確認し、仕様・互換性・交換判断を更新しました。
参考リンク
- OpenWrt device page - HAR-20S2U1/OEM説明
- OpenWrt hardware data - SoC・RAM・flash
- Support commit - 公式実装追加