USB HID / implementation

CH552でUSBメモリをホスト接続できるか

CH552の公式データシートは、CH552を低速・フルスピードUSB Device MCUとして説明している。WCHのUSB MCU比較表でもCH552は`1*D`であり、USB Hostは示されていない。したがって、CH552単体へUSBメモリを接続するHost実装は前提にできない。この版では、SDカードやSPIフラッシュへの置換による実装簡略化を中心にする。

対象CH552
用途USB host storage test
Review2026-07-23

CH552の公式データシートは、CH552を低速・フルスピードUSB Device MCUとして説明している。WCHのUSB MCU比較表でもCH552は1*Dであり、USB Hostは示されていない。したがって、CH552単体へUSBメモリを接続するHost実装は前提にできない。この版では、SDカードやSPIフラッシュへの置換による実装簡略化を中心にする。

USB Hostとして扱えない理由

確認項目CH552で確認できること
USB役割Device
USB Host公式仕様で確認できない
USBメモリMSC Host、SCSI、ファイルシステムが必要
Powered HubHostコントローラがなければ利用不可
VBUS供給5Vを出すだけではHostにならない

CH559はWCH公式データシートでUSB Host/DeviceとRoot-HUBを明示しており、CH552とは別製品である。

必要部品の読み替え

指定部品CH552での扱い
USB OTGケーブルHost機能を追加しない
Powered USB HubCH552単体では利用不可
USBメモリHost対応MCUへ変更後に使用
5V電源VBUS供給だけでは不十分
CH552ボードUSB Deviceや制御用途に利用可能

現実的な代替構成

CH559へ変更する

WCHの8bit系を維持しつつUSB Hostが必要な場合の候補。メモリ、Root-HUB、Hostサンプルを確認する。

CH32V208やRP2040へ変更する

32bit MCUへ移行し、公式USB Hostサンプルやライブラリを利用する。

SDカード・SPIフラッシュへ変更する

保存媒体が必要なだけなら、USBメモリより実装負荷を下げられる可能性がある。

PCをHostにする

CH552をUSB DeviceとしてPCへ接続し、保存処理はPC側で行う。

次の行動

  1. USBメモリが必須要件か確認する。
  2. 保存容量、抜去、電源断、ファイル互換性を整理する。
  3. Host対応MCUを選ぶ。
  4. 列挙、MSC、ブロック読出し、ファイルシステムを段階評価する。
  5. VBUS給電と逆流防止を別途設計する。
要確認: 非公式の特殊実装が存在しても、公式USB Host対応とは扱わない。

関連ページ

公式資料

Amazonの検索結果

購入リンクにはアフィリエイトリンクを含む場合があります。仕様・在庫は購入前に販売ページとメーカー公式情報で確認してください。

次に読むとよい記事